スペクトラはCCCクラス（CIVL-Competition Class）です。スペクトラのデザインは、革新と実績、たくさんの複雑なデザインと余計な重量や抵抗の増加を抑えるシンプルな構造など多くの相反する要素をブレンドしています。そして、安全性を損なうことなくパフォーマンスを向上させるという、何よりも重要な点に集中して完成させました。

その結果、タービュランスの影響による変形が少なく、リフトをより効率的に生み出し、アタックアングルが変更されたときにも歪みが少なく、有害抵抗が少ないグライダーに仕上げることができました。

ハーフリブにより176セルの効果を生むリーディングエッジのデザインと減らされた総ライン数によって、スペクトラはグライドパフォーマンスとテクノロジーの先駆的ポジションとなりました。

スペクトラは、プロの目によってしかわからないようなたくさんの隠された機能を持っています。とくに次の重要なデザイン要素に特別な注意が払われています。

• 完璧な形状に仕上げられたリーディングエッジ
• スパン方向とコード方向の高い剛性とテンションを生む内部構造
• 翼端への気流の流れを相対的に調整することで、有害抵抗を減少 …　など

これらの隠されたたくさんの技術を組み合わせることで、真のパフォーマンスを向上させ、ユーザビリティをもたらしています。

スパン方向とコード方向の高いテンションと剛性は、よりコントロール性を高め、よりソリッドな翼となるよう貢献しています。

スペクトラは、上昇とグライドの両方でバランスのとれたグライダーに仕上がっており、ハイパフォーマンスパラグライダーを飛ぶことに慣れているパイロットであれば、快適で取り扱いやすさをすぐに感じることができ、スペクトラの性能を最大限に引き出すことができるでしょう。